しーまブログ 2020年12月17日
発見の日
「12月17日のことである。薄曇りの日であった。」
1933年（昭和8年）、京都帝国大学医学部講師であった三宅宗悦は奄美大島笠利村の"フカミチ”わきにある斜面の一部に多量の貝殻が堆積しているのを目にし、この場所が先史時代の遺跡であることを発見する。「フカミチ貝塚」、のちの「宇宿貝塚」である。
と、ちょっと堅苦しく書いてみたもちごめです。うがみんしょーらん。
だいぶブログさぼってました。自宅のPCの調子が悪くて。
ブログネタにため込んでいた大量の画像もどうなってることやら、、、
はい、本日宇宿貝塚発見記念日です。
昭和8年、京都帝国大学が滝川事件で大騒ぎにっているのもなんのその、三宅青年は奄美旅行であちこち遺跡を発見しまくってます。
滝川事件というのは、政府による学問弾圧事件のハシリみたいなもんですね。
現代の学術会議問題と通じる、、、というハナシは置いといて、
なんでこんな時期に三宅青年はのこのこ奄美にやってきたのでしょう。
たんなる観光旅行ではないですよ。調査に来たのです。
もっと言うと、人骨を集めに来たんですね。奄美の古い人骨を。
何でまた古い人骨なんて集めてるのかっていうと、ま、いろいろあるんでしょうけど、とりあえず1933年（昭和8年）というのは滝川事件だけではなくて、いろいろ生臭いことやきな臭いことが起きてるんで、それらを少し並べてみると、
日本軍が中国で戦線を拡大
満州国の成立
小林多喜二が治安維持法でつかまり拷問により殺される
ヒットラーが独裁政権を確立
日本の国際連盟脱退表明
と、ならべても奄美の古い人骨を集める理由は見えてこないか。
なんだか気が滅入るので、気分転換に昭和8年に生まれた人を調べてみたら、
小林清志（次元）
渡辺貞夫（おお～）
オノ・ヨーコ（イマジン！）
高木ブー（ババンバ・バンバンバン）
クインシー・ジョーンズ（おお～）
ジャン・ポール・ベルモンド（どうぞ、ご勝手に）
ウィリー・ネルソン（おお～）
ジェーム・スブラン（ゲロッパ！）
アーノルド・ローベル（ふくろうくん！）
シド・ミード（ヒゲのガンダム）
黒柳徹子（・・・）
ウェイン・ショーター（おお～）
大竹のぶ代（喉痛そう）
などなど。
もちろん、世界中でもっともっとたくさんの人たちが生まれているわけなんだけど、みなさん（ご健在であれば）今年で87歳になるんですね。
そして上に書いたいろんなデキゴトやそれ以外のデキゴトがおきてから、まだ100年にも満たないんだ。
アホな議員の中傷で学者が辞めさせられたり、政府にすり寄るだけのメディアがはびこって、その結果、治安維持法で何人も虐殺されたり、戦争が辞められず引き返せず、殺したり殺されたり。
さあて、今年生まれた人たちはどんな世界に生きていくんだろう。
彼らが生きていく世界を形作っているのは、今のオトナたちなんだけど。
つまり、僕らの生き方が彼らの生きる世界の初期設定を決めてしまう、ってことだよね。
うーん ～も～；
1933年（昭和8年）、京都帝国大学医学部講師であった三宅宗悦は奄美大島笠利村の"フカミチ”わきにある斜面の一部に多量の貝殻が堆積しているのを目にし、この場所が先史時代の遺跡であることを発見する。「フカミチ貝塚」、のちの「宇宿貝塚」である。
と、ちょっと堅苦しく書いてみたもちごめです。うがみんしょーらん。
だいぶブログさぼってました。自宅のPCの調子が悪くて。
ブログネタにため込んでいた大量の画像もどうなってることやら、、、
はい、本日宇宿貝塚発見記念日です。
昭和8年、京都帝国大学が滝川事件で大騒ぎにっているのもなんのその、三宅青年は奄美旅行であちこち遺跡を発見しまくってます。
滝川事件というのは、政府による学問弾圧事件のハシリみたいなもんですね。
現代の学術会議問題と通じる、、、というハナシは置いといて、
なんでこんな時期に三宅青年はのこのこ奄美にやってきたのでしょう。
たんなる観光旅行ではないですよ。調査に来たのです。
もっと言うと、人骨を集めに来たんですね。奄美の古い人骨を。
何でまた古い人骨なんて集めてるのかっていうと、ま、いろいろあるんでしょうけど、とりあえず1933年（昭和8年）というのは滝川事件だけではなくて、いろいろ生臭いことやきな臭いことが起きてるんで、それらを少し並べてみると、
日本軍が中国で戦線を拡大
満州国の成立
小林多喜二が治安維持法でつかまり拷問により殺される
ヒットラーが独裁政権を確立
日本の国際連盟脱退表明
と、ならべても奄美の古い人骨を集める理由は見えてこないか。
なんだか気が滅入るので、気分転換に昭和8年に生まれた人を調べてみたら、
小林清志（次元）
渡辺貞夫（おお～）
オノ・ヨーコ（イマジン！）
高木ブー（ババンバ・バンバンバン）
クインシー・ジョーンズ（おお～）
ジャン・ポール・ベルモンド（どうぞ、ご勝手に）
ウィリー・ネルソン（おお～）
ジェーム・スブラン（ゲロッパ！）
アーノルド・ローベル（ふくろうくん！）
シド・ミード（ヒゲのガンダム）
黒柳徹子（・・・）
ウェイン・ショーター（おお～）
大竹のぶ代（喉痛そう）
などなど。
もちろん、世界中でもっともっとたくさんの人たちが生まれているわけなんだけど、みなさん（ご健在であれば）今年で87歳になるんですね。
そして上に書いたいろんなデキゴトやそれ以外のデキゴトがおきてから、まだ100年にも満たないんだ。
アホな議員の中傷で学者が辞めさせられたり、政府にすり寄るだけのメディアがはびこって、その結果、治安維持法で何人も虐殺されたり、戦争が辞められず引き返せず、殺したり殺されたり。
さあて、今年生まれた人たちはどんな世界に生きていくんだろう。
彼らが生きていく世界を形作っているのは、今のオトナたちなんだけど。
つまり、僕らの生き方が彼らの生きる世界の初期設定を決めてしまう、ってことだよね。
うーん ～も～；
