しーまブログ 2017年12月26日
若造のBMW
うがみんしょーらん。ＤＥＩ事務局の【もちごめ】です。
「若いモンがBMWを乗り回してるみっともなさ」って、今どきの若いモンには伝わらないかもしれませんね。
「成人式に親の金で必要以上にド派手な衣装（しかもかっこ悪い）を身にまとって傍若無人に街を練り歩く奴」くらいに書いたら、少しは共感する人が増えるかな。
最近しかたなくデジカメ買いまして。
1万円でおつりがくるやつです。しょぼいです。
本当は上等なカメラ欲しいですけどね。でも、技術もセンスもない自分が高価なカメラぶら下げててもね、なんだか若造のBMWみたいで恥ずかしいですわ。
最近、若い人がでっかい一眼レフを首からぶら下げてウロウロきょろきょろパチパチしてる光景をよく見かけますけど。
フィルム時代は、1回シャッターを切るのにも全神経集中させてましたよね。一押し入魂みたいな。フィルムも現像もプリントも高かったし。
今ではいくらでも撮れるので、緊張感のないダメダメ写真であふれてますが（←自分のことですよ）。
自分も時々、小さな花や虫、遠くの鳥や景色をきれいに撮れたらなあとは思います。
3万円出せば、「超接写＆光学10倍」みたいな機体が買えるそうですが、3万円もあったら、あたしゃ、アイバニーズのエレガットでも買っちゃいます。
まあ、仕事でちょっとした記録写真を撮る程度なんで、これで十分なんです。
「BMWがどうのこうのと言って、結局、高いカメラ買えなくてひがんでるだけでしょ」
と言われるならば、何回でも答えよう、「その通りだ」と！
なんて、威張って言うことでもないけどね。
で、買ったのがコレ。
にこにこニコン、COOLPIX A10。単三電池2つで稼働する。
しかも今度は音声付の動画が撮れる！
ゴンゲンサマの動画とか写真はコレで撮影したもの。
が、しかあーし、にこにこしてたのは最初だけ。購入後まだひと月とたたないうちに反抗期到来。
シャッターを押そうとすると、
「カメラが高温のため撮影できません」などと命令を拒否して自ら電源を落としたり、
新品の電池を入れた直後に、
「バッテリー容量が不足です」みたいなわがままを言うようになった。
なんとかなだめすかして使っていたものの、先日のＤＥＩ遠足（奄美アイランド）で、ついにストライキに突入。
もうがっかり。
天下のニコンもこの程度か、などと愚痴をこぼしたくもなるけど、そもそも、商品価格が安すぎるってのが問題なのでしょう。
無理して価格を下げようとすれば、当然部品のクオリティーも下げざるを得ないし、検査・検品にかかるコスト等も削られるだろうしね。
みんながこうした激安品しか買わないようになれば、メーカーもこんな製品しか作れなくなる。
工業製品に限らず、食品・野菜・各種サービス、あらゆる分野で品質の低下・劣化が進んでいるのは、結局、ユーザー（消費者）にも責任があるんだろうなあ、と思う（反省）。
農産物自由化以降の価格破壊がもたらした「安けりゃいい」信仰、価格だけじゃなくて、実はいろんなモノ・コトを破壊しまくっているんだなあ。
とは言いつつ、安物買いの銭失い人生からは簡単に抜けられず、じっと手を見る。
(- -;)
「若いモンがBMWを乗り回してるみっともなさ」って、今どきの若いモンには伝わらないかもしれませんね。
「成人式に親の金で必要以上にド派手な衣装（しかもかっこ悪い）を身にまとって傍若無人に街を練り歩く奴」くらいに書いたら、少しは共感する人が増えるかな。
最近しかたなくデジカメ買いまして。
1万円でおつりがくるやつです。しょぼいです。
本当は上等なカメラ欲しいですけどね。でも、技術もセンスもない自分が高価なカメラぶら下げててもね、なんだか若造のBMWみたいで恥ずかしいですわ。
最近、若い人がでっかい一眼レフを首からぶら下げてウロウロきょろきょろパチパチしてる光景をよく見かけますけど。
フィルム時代は、1回シャッターを切るのにも全神経集中させてましたよね。一押し入魂みたいな。フィルムも現像もプリントも高かったし。
今ではいくらでも撮れるので、緊張感のないダメダメ写真であふれてますが（←自分のことですよ）。
自分も時々、小さな花や虫、遠くの鳥や景色をきれいに撮れたらなあとは思います。
3万円出せば、「超接写＆光学10倍」みたいな機体が買えるそうですが、3万円もあったら、あたしゃ、アイバニーズのエレガットでも買っちゃいます。
まあ、仕事でちょっとした記録写真を撮る程度なんで、これで十分なんです。
「BMWがどうのこうのと言って、結局、高いカメラ買えなくてひがんでるだけでしょ」
と言われるならば、何回でも答えよう、「その通りだ」と！
なんて、威張って言うことでもないけどね。
で、買ったのがコレ。
にこにこニコン、COOLPIX A10。単三電池2つで稼働する。
しかも今度は音声付の動画が撮れる！
ゴンゲンサマの動画とか写真はコレで撮影したもの。
が、しかあーし、にこにこしてたのは最初だけ。購入後まだひと月とたたないうちに反抗期到来。
シャッターを押そうとすると、
「カメラが高温のため撮影できません」などと命令を拒否して自ら電源を落としたり、
新品の電池を入れた直後に、
「バッテリー容量が不足です」みたいなわがままを言うようになった。
なんとかなだめすかして使っていたものの、先日のＤＥＩ遠足（奄美アイランド）で、ついにストライキに突入。
もうがっかり。
天下のニコンもこの程度か、などと愚痴をこぼしたくもなるけど、そもそも、商品価格が安すぎるってのが問題なのでしょう。
無理して価格を下げようとすれば、当然部品のクオリティーも下げざるを得ないし、検査・検品にかかるコスト等も削られるだろうしね。
みんながこうした激安品しか買わないようになれば、メーカーもこんな製品しか作れなくなる。
工業製品に限らず、食品・野菜・各種サービス、あらゆる分野で品質の低下・劣化が進んでいるのは、結局、ユーザー（消費者）にも責任があるんだろうなあ、と思う（反省）。
農産物自由化以降の価格破壊がもたらした「安けりゃいい」信仰、価格だけじゃなくて、実はいろんなモノ・コトを破壊しまくっているんだなあ。
とは言いつつ、安物買いの銭失い人生からは簡単に抜けられず、じっと手を見る。
(- -;)
