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2017年10月09日

タツゴ―・ア・ゴーゴー!

タツゴ―・ア・ゴーゴー!


うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。

営業帰り、今までなら、ばびゅーん!と通り過ぎていた龍郷町。いたる所に幟がばたばた。

ここは役場向かいの「とおしめ公園」。
ほんとはこの公園や、すぐ脇のマングローブをじっくり散策したいのだけど、また次回。
タツゴ―・ア・ゴーゴー!


「明治維新の立役者 西郷隆盛」
タツゴ―・ア・ゴーゴー!


「奄美の人は西郷隆盛の事を『(キクチ)ゲンゴ兄』って呼ぶんですよ」なんて習慣があったら面白かったのになあ。

少なくとも幕末~明治初頭にかけては『サイゴーサン』とか『セゴドン』とかは言ってなかったハズだし。
これからも、せめて『セゴドン』って呼ぶのやめにしましょうよ。


「西郷を支えた愛妻 愛加那」
タツゴ―・ア・ゴーゴー!

島のガイドさん!観光客を愛加那さんのお墓へ連れて行って「ココが愛加那さんのお墓です」って紹介するだけでは、これからの客は満足しませんよ!
墓石に記されているのは『龍 愛子』。
『西郷 愛子』でも『菊池 愛子』でもなくて『龍 愛子』。
その前に、『愛加那』じゃなくて『愛子』。しかも、『田畑家』の一族墓地内にあります。
ココからでも奄美の歴史や文化の紹介ができます、「佐文仁」から「タモリ」まで入れ込んで。




「西郷・愛加那の長子 西郷菊次郎」
タツゴ―・ア・ゴーゴー!


「西郷としては初めて結婚式を挙げたのが愛加那さん=だから愛加那さんは『本妻』だ。他の薩摩の役人たちのように、一時的な『島妻』や『アンゴ(妾)』ではない。」というような記述をちらほら見かけます。
(島に来る前に一度結婚して離婚してます。愛加那さんは、順序でいえば2人目。)

でも、「結婚式(サンゴンでのお祝いらしい)」をしたかったのは、あくまで龍家側じゃないんでしょうかね。
キクチさんにその気があったのかどうか。

当時、薩摩の役人の「島妻」「アンゴ」になると、本人はもちろん、その子、アンゴを出した家も含め、生活全般にわたって便宜を受けたわけでしょ。新しい役人が薩摩から赴任してくると、「島妻」「アンゴ」にエントリーしようと島が沸き立つほどだったらしいし。
しかも「キクチゲンゴ」なる男は、そこらの役人と対等、もしくはそれ以上の人物らしいことは龍家の人間にだって察していたでしょう。
もっとも薩摩役人と「島妻」「アンゴ」は「結婚式」を挙げることは普通しなかったそうですが、それは、まあ龍郷きっての名門「龍家」ですから。

それに『菊次郎』です。長男なのに『次郎』なんですね。

一方でキクチさん、妻子を置いて薩摩へ戻ったのち、3人目の妻(イト)との間に3人の子供を作りますが、その第一子は『寅太郎』。
はてさて。






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この記事へのコメント
つまり、島の女との間にできた子に家督を継がせる意思はなかったということだな。

長子としての「太郎」名は、いずれ薩摩に帰ってから別の女に産ませる子にとっておいたと。菊次郎はその「次」だと。
('ω')
Posted by ゴンタ at 2017年10月13日 21:57
ココは薩摩藩時代に佐文仁さんが農地にしたところなので、今あるメヒルギも戦後に植栽したものなんじゃないかと推定。

地下水位は高いし(水はけムゥル悪そう)塩害もありそうだし、農地としては使いにくくて、結局また埋め立てられてわずかに残った部分にヨシ(アシ)が群生したところに、メヒルギを植えてみましたって感じかな。

ここの『浦の橋立』って、かつて奄美の観光スポットだったのが不思議。古い写真を見れば確かに素敵なところだったんだろうけど、埋め立てて道路ができちゃってからは、なんの趣もない野暮な風景にしか見えないんだけど。
笠利町誌によると、「奄美八景」の一つとして、ドライブコースのルートにちゃんと入ってる。

ちなみに、前面の干潟にミドリシャミセンガイがいないか、ちょこっとだけ探してみたけれど、その時は見つかりませんでした。

そうそう、手花部のメヒルギ林とその前の干潟にはガザミいましたよ。
Posted by DEIDEI at 2017年10月12日 09:33
道路作る時、何で埋め立てなかったのか、不思議なゾーンですよね?
Posted by あまゆみあまゆみ at 2017年10月11日 22:23
龍郷役場近くの、道路沿いのマングローブ林
あそこに蟹カゴを仕掛けたらマングローブガニ(ノコギリガザミ)が
取れるのではないか?と狙っていました。
Posted by XYZ郎XYZ郎 at 2017年10月11日 18:57
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