2021年07月12日
罠
うがみんしょーらん。毎年毎年災害が起きてなかなか気が晴れることがないDEI事務局の【もちごめ】です。
先日、久しぶりのお休みで家でのんびりしていたら、集落の区長さんが我が家にやって来て、
「もちごめ君、道路脇の木に変なものがぶら下がってるって何人かから連絡を受けて見に行ったら、クワガタを取る罠みたいなんだけど」
と言うので、うちのシマ(集落)と隣ジマ(集落)の間の山道沿いに行ってみたら、ハゼノキやガジュマルなどの木の上の方にいくつもアヤシイものがぶら下がってました。
自分が確認できたのはこの付近で8個。確かにクワガタ用のトラップみたいです。
そういえばこの日の前日、仕事帰りの夕方、この道を通った時にレンタカーが停まっていて、通常は駐停車するような場所でもないので???と思いながら通り過ぎたのでした。
この後、区長さんが役場に連絡をしたところ、職員が除去したようです。
ここはギリギリ国定公園外なので、昆虫を採取すること自体は違法ではないそうですが、無断でトラップを仕掛けることは違法だそうです。
でもこれから先、動植物の不法採取や法律上は合法かもしれないけど不当な採取が激増するでしょうね。
「自然遺産へ向けた対策」なんてのが、いかにズサンで不十分であるかの、ほんの一つの例でした。
Posted by DEI at 13:16│Comments(0)
│シマ遺産