2020年12月28日
not bat an eye
うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
上の写真はオイリコキクガシラコウモリ。
南西諸島に生息する小型のコウモリで、実はまだ生態がよくわからないらしい。
オイリ・コ・キクガシラ・コウモリと読みましょう。
オイリ は、尾入先生という生物学の大先生の名前
コ は、小さい
キクガシラコウモリ は、菊の花びらの様に大きな耳がついたコウモリ、
で、小さいキクガシラコウモリに、尾入先生を称えて「献名」した学名が、
オイリコキクガシラコウモリ
なんだそうです。
奄美博物館の学芸員さんに聞きました。
環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類 (EN)
で、下の写真は、出勤途中の小道に落ちていたナントカかんとかというちょっと珍しい鳥。
発見した時にはまだ暖かかった。どうしたんだろう。
すでに絶命していたので奄美博物館へお届け。
その時に聞いた名前を書いたメモをなくしてしまった。
それから一月後、やはり出勤時に農道で絶命していた。
アオサギの幼鳥らしい。
外傷はないけれど、くちばしから少し出血していた。
これは、雨上がりの路上でミミズとかついばんでいるところを車にはねられたんじゃなかろうか。
この子も奄美博物館へ。
みんな、車を飛ばしすぎだよ!
身近な道路でも、イモリやカニやヤドカリや、時には猫とか轢かれてるし、山地ではクロウサギだけじゃなくいろんな生き物が轢き殺されてる。
もう少しゆっくり行きましょう。
そのためにも、もう少しゆっくり生きましょう。
で、先日。
出勤したら会社の床にオイリコキクガシラコウモリ。
何で?
その時点ではまだ生きていて、おなかがゆっくり膨らんだり縮んだりしていたので、体温が下がらないように小さな段ボールにタオルを敷いてその中に。
回復して飛び立ってくれるように期待したんだけれど、午後には息を引き取りました。
というわけで、またまた奄美博物館へ。
TじT
Posted by DEI at 10:45│Comments(0)
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