2017年12月19日
喜瀬2区シマ歩き
うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
先日の文化財ボランティア、参加してくださったみなさんお疲れ様でした!
この時の様子はひとまずおいて、2月に実施予定だったものの、悪天候のため延期となっていた、DEIとしては久しぶりのシマ歩き、喜瀬2区歩け歩けの報告です。
10年ほど前に聞き取り調査を実施した「ゆみ隊長」のガイドについていくのが大変大変。
シマ(集落)歩きのハズが、いきなり山歩きになってます。
藪の向こうにぼんやりかすんでいるのは隊長か、はたまたカミかマボロシか。
道なき道を突き進む隊長、遅れまいと後を追うDEI隊員(会員)。
着いた先はタナグスク中腹にある「ノロ墓」。地元の人も近寄らない(近寄ってはならない)聖域に、なぜに近づくDEI隊員(会員)。
実は今年の台風被害で、ここの石棺墓を抱きかかえるようにそびえていたガジュマルが根本から倒れてしまったのです。石棺墓そのものも崩壊しています。なぜか、写真がない。
倒れたガジュマルの向こうにみえるは喜瀬1区。
現在、1区・2区・3区と分れ、元はそれぞれ、キシ(喜瀬)・サト(里)・ウラ(浦)と呼ばれていた喜瀬集落。
さて、無事グスクを下山したのちはのんびりシマ歩き。
「ノロ墓」と呼ばれ怖れられるサンゴの石棺墓以外にも、薩摩の役人の島妻になるのを拒んで身を投げた「イジュンゴ(井戸)」やその伝説、グスク上部に築かれた「薩摩武士の見張り場所」、「水車小屋跡」、聖域の一つ「モリ」、シマでは重要トピックになる「鍛冶屋跡」、「神屋敷」、乙女には説明しずらい「パッケマラ山」、、、
などなど、ゆみ隊長がオモシロ民俗トピックを紹介しながらウロウロきょろきょろ。
ちなみに、各トピックの詳細はここに書き出すのめんどくさいので詳く知りたい人は、、、
DEIに入会しちゃいましょう!
川のせせらぎが気持ちのよい喜瀬2区。
さっそく水草調査に赴くカヨコ姉。道中、草木や昆虫について解説してくれる頼れるメンバーです。
ナバ石(平たいサンゴ石)を積んだ石垣とその上の生垣、わずかにこうしたところも残っています。
こちら一見ふつうの民家ですが、
喜瀬2区の公民館です。
民家を流用しているのではなく、最初から公民館として建てたんだそうです。
ここは海抜2メートル。
公民館前の屋台、なんでしょう?
カヨコ姉、興味深々。
こちらは鍛冶屋跡。
島で鍛冶屋といば大工とならんで、ノロ・ユタの次におそれられる職業。鍛冶屋跡にうっかり家など建てて災難が続いた、なんてハナシ、ありますね。
生垣のヒイラギに、なぜか皆さん夢中です。
まあ、クリスマスも近いしね。
白く可憐な花が咲いてました。
こちらかつては左縄が締め巻かれていたという、何やらいわくありげな木。
地上2.5メートルほどのところ、縄の締めてあったところでしょうか。
宇宿貝塚付近では「ダンベ」と呼ぶオオイタビのナリが熟して食べられそう。
平気で手をだすカヨコ姉。
「ハブでないんですか!」「大丈夫、大丈夫!」
って、ダイジョウブじゃあないでしょう!よい子はマネをしないでくださいね。
さて、喜瀬の教会までやってきました。シンメトリーなコンクリート2階建。
てっぺんの十字架のよこにガジュマルが生えてるの、写真でわかりますか?
「駐車場に車を駐車された方は献金のご協力をお願いします
信徒一同」
ここの教会も神父さんは常駐していません。最近はクリスマスのジオラマも飾っていないそう。
この木、名前を教わったけど忘れた。
宇宿貝塚の駐車場にもあるんだけど、
観光ガイドもこなすカヨコ姉、
「若いカップルのお客さんには、この実をハートだよって言ってあげると、とっても喜ぶの」
と言ってる横から往年のきょらむん、
「きゃー、ホント。犬のキンタマみたいでカワイイー!」
って、まったく年を取ると怖いものなしですな。
と、そんなこんなで、楽しい2時間シマ歩きでした。
^じ^
先日の文化財ボランティア、参加してくださったみなさんお疲れ様でした!
この時の様子はひとまずおいて、2月に実施予定だったものの、悪天候のため延期となっていた、DEIとしては久しぶりのシマ歩き、喜瀬2区歩け歩けの報告です。
10年ほど前に聞き取り調査を実施した「ゆみ隊長」のガイドについていくのが大変大変。
シマ(集落)歩きのハズが、いきなり山歩きになってます。
藪の向こうにぼんやりかすんでいるのは隊長か、はたまたカミかマボロシか。
道なき道を突き進む隊長、遅れまいと後を追うDEI隊員(会員)。
着いた先はタナグスク中腹にある「ノロ墓」。地元の人も近寄らない(近寄ってはならない)聖域に、なぜに近づくDEI隊員(会員)。
実は今年の台風被害で、ここの石棺墓を抱きかかえるようにそびえていたガジュマルが根本から倒れてしまったのです。石棺墓そのものも崩壊しています。なぜか、写真がない。
倒れたガジュマルの向こうにみえるは喜瀬1区。
現在、1区・2区・3区と分れ、元はそれぞれ、キシ(喜瀬)・サト(里)・ウラ(浦)と呼ばれていた喜瀬集落。
さて、無事グスクを下山したのちはのんびりシマ歩き。
「ノロ墓」と呼ばれ怖れられるサンゴの石棺墓以外にも、薩摩の役人の島妻になるのを拒んで身を投げた「イジュンゴ(井戸)」やその伝説、グスク上部に築かれた「薩摩武士の見張り場所」、「水車小屋跡」、聖域の一つ「モリ」、シマでは重要トピックになる「鍛冶屋跡」、「神屋敷」、乙女には説明しずらい「パッケマラ山」、、、
などなど、ゆみ隊長がオモシロ民俗トピックを紹介しながらウロウロきょろきょろ。
ちなみに、各トピックの詳細はここに書き出すのめんどくさいので詳く知りたい人は、、、
DEIに入会しちゃいましょう!
川のせせらぎが気持ちのよい喜瀬2区。
さっそく水草調査に赴くカヨコ姉。道中、草木や昆虫について解説してくれる頼れるメンバーです。
ナバ石(平たいサンゴ石)を積んだ石垣とその上の生垣、わずかにこうしたところも残っています。
こちら一見ふつうの民家ですが、
喜瀬2区の公民館です。
民家を流用しているのではなく、最初から公民館として建てたんだそうです。
ここは海抜2メートル。
公民館前の屋台、なんでしょう?
カヨコ姉、興味深々。
こちらは鍛冶屋跡。
島で鍛冶屋といば大工とならんで、ノロ・ユタの次におそれられる職業。鍛冶屋跡にうっかり家など建てて災難が続いた、なんてハナシ、ありますね。
生垣のヒイラギに、なぜか皆さん夢中です。
まあ、クリスマスも近いしね。
白く可憐な花が咲いてました。
こちらかつては左縄が締め巻かれていたという、何やらいわくありげな木。
地上2.5メートルほどのところ、縄の締めてあったところでしょうか。
宇宿貝塚付近では「ダンベ」と呼ぶオオイタビのナリが熟して食べられそう。
平気で手をだすカヨコ姉。
「ハブでないんですか!」「大丈夫、大丈夫!」
って、ダイジョウブじゃあないでしょう!よい子はマネをしないでくださいね。
さて、喜瀬の教会までやってきました。シンメトリーなコンクリート2階建。
てっぺんの十字架のよこにガジュマルが生えてるの、写真でわかりますか?
「駐車場に車を駐車された方は献金のご協力をお願いします
信徒一同」
ここの教会も神父さんは常駐していません。最近はクリスマスのジオラマも飾っていないそう。
この木、名前を教わったけど忘れた。
宇宿貝塚の駐車場にもあるんだけど、
観光ガイドもこなすカヨコ姉、
「若いカップルのお客さんには、この実をハートだよって言ってあげると、とっても喜ぶの」
と言ってる横から往年のきょらむん、
「きゃー、ホント。犬のキンタマみたいでカワイイー!」
って、まったく年を取ると怖いものなしですな。
と、そんなこんなで、楽しい2時間シマ歩きでした。
^じ^
この記事へのコメント
ガイドお疲れ様でした。
何度も経験して慣れるのが一番でしょうね。
カヨコ姐の籠、アレいいよねえ。
一つ欲しい。
何度も経験して慣れるのが一番でしょうね。
カヨコ姐の籠、アレいいよねえ。
一つ欲しい。
Posted by DEI at 2017年12月19日 16:02
写真撮ってたの?? 全く!全く気づきませんでした(笑)
もち米さん、ストーキングの素質あるかもヽ(^。^)ノ
いやいや、、 先頭に立って歩くだけの隊長でしたが、レポまでしてもらって、有難うございまーす☆彡
思ってた以上に、案内も説明もできんかった・・ ガイドの道は厳しい~(>_<)
カゴと棒もって、、「どこの魚民?!」って感じのカヨコ姐さん。。
次回もまた、植物解説ヨロシク♫しないと!!
もち米さん、ストーキングの素質あるかもヽ(^。^)ノ
いやいや、、 先頭に立って歩くだけの隊長でしたが、レポまでしてもらって、有難うございまーす☆彡
思ってた以上に、案内も説明もできんかった・・ ガイドの道は厳しい~(>_<)
カゴと棒もって、、「どこの魚民?!」って感じのカヨコ姐さん。。
次回もまた、植物解説ヨロシク♫しないと!!
Posted by あまゆみ at 2017年12月19日 15:53