2017年03月14日
バラ印で行こう!
うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
行ってきました富国製糖奄美事業所。
製糖工場見学レポートです。
あいにくの雨模様。
いったい誰の行いが悪かったのでしょう^じ^:
今回、工場内を案内していただいた原永部長。いいオトコです。
まずは食堂で工場内の各工程表のパネル(原永さん手作り)を見ながら、製造過程の概略を説明してくれます。
その後、各工程を映したビデオを鑑賞。
この説明とビデオのおかげで、実際に工場内を見学してる時の解説が理解しやすくなります。
で、実際いろいろ見てきました。
が、写真があまり撮れてない(TじT)
いつものことですが。
工場中庭に山のように積まれた原料のサトウキビ。
今どきのサトウキビは『ハーベスター』という大型の搭乗型収穫機械での刈り取りが90%を占めるそうで。
この機械、畑のウギ(キビ)を根こそぎはぎ取っていくイメージ。刈り取ったそばから、ハカマ(茎の周りについている葉っぱ)を吹きとばして、茎を20cm程度に刻んで網に貯めこんでいきます。
かなりの爆音。
昔ながらの、『手剥ぎ』=家族でウギはぎしている光景、はほとんど見られなくなって残念。
来年はぜひ、このハーベスターと、手剥ぎの光景をそれぞれレポートしたいと思います。
今年やりたかったけど、写真撮りに行ってる余裕がありませんでした。
いろいろハショッて話を進めます。
原料がベルトコンベアーで工場内へはこばれて、
鉄のローラーでできた圧搾機でしぼられます。
どんどんハショッて、しぼった汁をろ過して不純物を取り除き、煮詰めると真っ黒なとろーんとした蜜状になります。
冒頭2つ目の写真はその蜜をみんなで味見をしてるところ。こってり甘い。
しぼった汁を煮詰めた際に発生した高温の水蒸気は、汁を保温・加熱するために再利用されます。
また、工場内各部所へ配管を通して運ばれ、それぞれ機器類の洗浄や部署ごとのシャワーなどにも利用されています。
煮詰まった汁はその後さらに濃縮され、砂糖の結晶体ができたら遠心分離機で結晶と蜜(水分)に分離されます。
で、できた結晶が「原料糖」。ザラメ色の純度98%程度のお砂糖です。
この間の過程は、今回都合により見学できませんでした。
タイミングがあるんですよね、いろいろと。
さて、できた原料糖が倉庫に山のように積まれています。
見学者各自、お砂糖の山に指を突っ込んでは味見して大喜び。
甘いというより旨い!
およそ400トンの原料糖。実際に見ると結構な迫力。
この日の翌日、前肥田港から九州の門司港へ運ばれます。
その後、あちらの精製糖工場で各地から搬入された原料糖と一緒に水に溶かされ、再度不純物を取り除き、最終的に純度99%以上の真っ白いお砂糖になるというわけ。
「バラ印」のお砂糖です。「スプーン印」じゃありませんよ。
てなことを解説している原永部長。
お砂糖山の前で記念撮影です。
さてさて、おまけで、黒糖焼酎用の黒糖箱詰め作業も見学させていただきました。
Aラインでおなじみ、有村グループの奄美大島酒造。
龍郷町役場近く、巨大な焼酎瓶や昔話に出てくるお城みたいなのがある、アソコ。高倉・浜千鳥乃詩・じょうごの原料となってる黒糖です。
奄美群島だけに許可されている「黒糖焼酎」、実は、島の黒糖で作っている焼酎は少ないんですよね。
ここでもお味見。できたてほやほや。ホントに熱い。湯気が出てる。口に入れるとしゅわーっととろける。皆歓喜の声。
【もちごめ】の見解では、大島内の黒糖ではコレが一番美味しい。
この状態のまま製品化したら大ヒット間違いなしだと思うけど、そもそも焼酎用の原料分しか作らないそうで残念。
こちらは、原料として運ばれてきたサトウキビについていたハカマ(葉っぱ)。牛の飼料となります。
ロール状にして運ぶのですが、、、
誰かイタズラしてる。富国製糖にも仲良くなれそうな人がいるみたい。
工場見学が終わった後は食堂に戻って質問タイム。
工場内は機械の音が大きくて、せっかくの説明も聞きにくいところがあったり、見学できない工程もあったりしたので、疑問点や質問があれば、原永部長が何でも答えてくれます。
さっそくDEIの会員から質問。
「原永っちば、どこの原永さんね?親の名前は?」
まあ、シマンチュとしては外せない質問ではありますが。
^じ^;
長くなったので次回に続きます。
行ってきました富国製糖奄美事業所。
製糖工場見学レポートです。
あいにくの雨模様。
いったい誰の行いが悪かったのでしょう^じ^:
今回、工場内を案内していただいた原永部長。いいオトコです。
まずは食堂で工場内の各工程表のパネル(原永さん手作り)を見ながら、製造過程の概略を説明してくれます。
その後、各工程を映したビデオを鑑賞。
この説明とビデオのおかげで、実際に工場内を見学してる時の解説が理解しやすくなります。
で、実際いろいろ見てきました。
が、写真があまり撮れてない(TじT)
いつものことですが。
工場中庭に山のように積まれた原料のサトウキビ。
今どきのサトウキビは『ハーベスター』という大型の搭乗型収穫機械での刈り取りが90%を占めるそうで。
この機械、畑のウギ(キビ)を根こそぎはぎ取っていくイメージ。刈り取ったそばから、ハカマ(茎の周りについている葉っぱ)を吹きとばして、茎を20cm程度に刻んで網に貯めこんでいきます。
かなりの爆音。
昔ながらの、『手剥ぎ』=家族でウギはぎしている光景、はほとんど見られなくなって残念。
来年はぜひ、このハーベスターと、手剥ぎの光景をそれぞれレポートしたいと思います。
今年やりたかったけど、写真撮りに行ってる余裕がありませんでした。
いろいろハショッて話を進めます。
原料がベルトコンベアーで工場内へはこばれて、
鉄のローラーでできた圧搾機でしぼられます。
どんどんハショッて、しぼった汁をろ過して不純物を取り除き、煮詰めると真っ黒なとろーんとした蜜状になります。
冒頭2つ目の写真はその蜜をみんなで味見をしてるところ。こってり甘い。
しぼった汁を煮詰めた際に発生した高温の水蒸気は、汁を保温・加熱するために再利用されます。
また、工場内各部所へ配管を通して運ばれ、それぞれ機器類の洗浄や部署ごとのシャワーなどにも利用されています。
煮詰まった汁はその後さらに濃縮され、砂糖の結晶体ができたら遠心分離機で結晶と蜜(水分)に分離されます。
で、できた結晶が「原料糖」。ザラメ色の純度98%程度のお砂糖です。
この間の過程は、今回都合により見学できませんでした。
タイミングがあるんですよね、いろいろと。
さて、できた原料糖が倉庫に山のように積まれています。
見学者各自、お砂糖の山に指を突っ込んでは味見して大喜び。
甘いというより旨い!
およそ400トンの原料糖。実際に見ると結構な迫力。
この日の翌日、前肥田港から九州の門司港へ運ばれます。
その後、あちらの精製糖工場で各地から搬入された原料糖と一緒に水に溶かされ、再度不純物を取り除き、最終的に純度99%以上の真っ白いお砂糖になるというわけ。
「バラ印」のお砂糖です。「スプーン印」じゃありませんよ。
てなことを解説している原永部長。
お砂糖山の前で記念撮影です。
さてさて、おまけで、黒糖焼酎用の黒糖箱詰め作業も見学させていただきました。
Aラインでおなじみ、有村グループの奄美大島酒造。
龍郷町役場近く、巨大な焼酎瓶や昔話に出てくるお城みたいなのがある、アソコ。高倉・浜千鳥乃詩・じょうごの原料となってる黒糖です。
奄美群島だけに許可されている「黒糖焼酎」、実は、島の黒糖で作っている焼酎は少ないんですよね。
ここでもお味見。できたてほやほや。ホントに熱い。湯気が出てる。口に入れるとしゅわーっととろける。皆歓喜の声。
【もちごめ】の見解では、大島内の黒糖ではコレが一番美味しい。
この状態のまま製品化したら大ヒット間違いなしだと思うけど、そもそも焼酎用の原料分しか作らないそうで残念。
こちらは、原料として運ばれてきたサトウキビについていたハカマ(葉っぱ)。牛の飼料となります。
ロール状にして運ぶのですが、、、
誰かイタズラしてる。富国製糖にも仲良くなれそうな人がいるみたい。
工場見学が終わった後は食堂に戻って質問タイム。
工場内は機械の音が大きくて、せっかくの説明も聞きにくいところがあったり、見学できない工程もあったりしたので、疑問点や質問があれば、原永部長が何でも答えてくれます。
さっそくDEIの会員から質問。
「原永っちば、どこの原永さんね?親の名前は?」
まあ、シマンチュとしては外せない質問ではありますが。
^じ^;
長くなったので次回に続きます。
この記事へのコメント
実は部長さんの写真、オリジナルサイズで見ると、
目が赤く光っていて、「鷹の眼ミホーク」そっくりなんです。
金曜日までは事務局員、貝塚に駐在してます。
いつでもどうぞ!
お越しの際は、「DEI文化財通信簿」にご協力下さい。
^じ^
目が赤く光っていて、「鷹の眼ミホーク」そっくりなんです。
金曜日までは事務局員、貝塚に駐在してます。
いつでもどうぞ!
お越しの際は、「DEI文化財通信簿」にご協力下さい。
^じ^
Posted by DEI at 2017年03月15日 13:21
写真わらっちゃった~
春見さん、かっこよくポーズ決めたみたいになってるし・・
「砂糖夜露死苦!」って感じの部長さん(笑)
工場の亡霊のような事務局長・・・
そういや 見学の翌日にばあちゃんのタンス整理してたら
じい様が撮ったと思われる富国の写真でてきたよ!(^^)!
なんと!! 天皇陛下と美智子さまが見学されてます!
まだ皇太子の頃だろうね~
機械が変わってなくてビクーリです! 今度もってく♪
今日も昼から行こうかな? 昼寝もしたいし わかんない
金曜遊びにいくかもだし いつ行くかわかんないけど近々遊びにいく♪
春見さん、かっこよくポーズ決めたみたいになってるし・・
「砂糖夜露死苦!」って感じの部長さん(笑)
工場の亡霊のような事務局長・・・
そういや 見学の翌日にばあちゃんのタンス整理してたら
じい様が撮ったと思われる富国の写真でてきたよ!(^^)!
なんと!! 天皇陛下と美智子さまが見学されてます!
まだ皇太子の頃だろうね~
機械が変わってなくてビクーリです! 今度もってく♪
今日も昼から行こうかな? 昼寝もしたいし わかんない
金曜遊びにいくかもだし いつ行くかわかんないけど近々遊びにいく♪
Posted by ゆみ at 2017年03月15日 13:09