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2023年08月04日

太平洋一巡り




うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
投稿画面で画像を入れようとしたりメモ帳を開こうとすると、いちいちサインアップを求めてくるのはバグでしょうか?
自分だけ?

気を取り直して、冒頭の画像は「ナゾの生物の死骸発見!」とのことで会員さんから送られてきた画像です。

まだまだ多くの謎に包まれた奄美なので新種の発見となるかもしれません。
会員さんの想像したナゾの生物はこちら↓

はてさて、真相はのちほど。


まずは先日開催したDEIの定例会の報告です。
隔月実施の定例会、今回は夏休み特別企画として、
【あまみDEI学夏期講習~あまみのかめさんいまむかし】を開催!

ウミガメウォッチャー高瀬可南子さんに、奄美のカメ(とその問題)についていろいろ教えていただきました。
可南子さんはNPO(→☆)でウミガメの保護活動にも取り組むカメマニア。

プロジェクターで画像や動画を紹介しながら、謎の多いカメの生態や、その危機的状況、ニンゲンが手助けできることなどなど、身近な割には意外と知らないカメについてわかりやすく解説していただきました。



この日、冒頭画像の【ナゾの生物】も会場に持ち込んでもらい、あっさりウミガメ判定を受けたのでした。

このカメの骨も使って、アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイの違いを説明する可南子さん。
参加者も興味津々。



アマミで生まれた子亀は海流に乗ってアメリカ西岸付近へと旅を続け、大きくなって再びシマへ帰ってくるんだそうです。
もっとも、無事に帰ってこれるのは、何千匹のうちたったの数匹とのことで、カメの世界もなかなか過酷です。

それに追い打ちをかけるように、護岸工事などによる砂浜の改変や砂の減少・街頭や車のライトによる攪乱・花火やレジャーなど観光行楽客による嫌がらせ・海岸に堆積するゴミなどなど、、、

自然遺産を詠う奄美の現実と、私たちにできることやすべきことについても多くの事を学んだ1時間半でした。

奄美文化財サポーターDEIDEIDEI、時には夜の宇宿貝塚でこんな勉強会もやってます。



ちなみに、3000年前の宇宿貝塚のヒトビトは大量のカメを食べてたようで、遺跡からはたくさん骨が出土しています。
当時は背甲長が1.5~2mもあるカメが珍しくなかったようです。

1959年刊行の「九学会連合奄美大島共同調査委員会」による報告書によると、
『恐らく現時に於いて行われているように産卵の為に海浜に上陸した所を捕獲していたものと思ってよいでろう。アオウミガメは現在でも好んで嗜食されている』んだそうです。
^じ^;


  

2023年08月03日

先進的パパイヤ

うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
ブログの更新をサボっていますが、DEIの活動はアレコレ続いております。

久しぶりにアップしようと思ったら、やたらと広告出でてきたり、何度もサインアップを求めてくるしで、なんだかしーまさん、とても使いにくくなりましたね。
ま、タダで使ってる身なんで、しーまさんを責めるつもりは全くないですけど。

はい、久しぶりに宇宿貝塚ネタです。


先日通りがかりに、入口前の歩道脇にパパイヤが育ってました。
鳥が種を落として行ったのでしょう。


オスのパパイヤ、小さい白い花がたくさん咲いています。
いつかこの花から酵母を作ってパン焼きしてみようと思いながら、すでに20年、、、

で、よく見ると、この雄木、ナント実がなってます!


夫婦別姓程度の事すら悶着起こして先に進まない我らがスゴイニッポンですが、、、

それはさておき、ちょっと油でも売ろうかと宇宿貝塚に中に入ってみると、相変わらず受付には誰もいない、、、
というか、なんですか、このお祭り騒ぎな受付は。


何やってんだか。


受付を素通りしてそのまま庭に出てみると、一輪車とか熊手とか。
奥には刈り取った草が積んでありました。


職員さんはどこへやら?


ここで問題。
職員さん、刈り取った草を山に積んでどーするつもりでしょう?
①土器を焼く際、火入れした上からかぶせる
②干し草のベッドをこしらえて、職員さんがハイジ気分にひたる
③やがて来る食糧難に備えて、貝塚公園を耕した後の堆肥とする
さて。

DEI会員の方はもうご存じですね。
^じ^:
  

Posted by DEI at 18:47Comments(0)今日の宇宿貝塚

2023年01月10日

2022年11月25日

奄美の海2




自然遺産登録1周年 特別企画第2弾  

Posted by DEI at 08:00Comments(0)イベント

2022年11月24日

奄美の海




自然遺産登録1周年特別企画第1弾  

Posted by DEI at 21:11Comments(0)イベント

2022年09月06日

酷葬虫は駆除

うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。

我が家に迷い込んできたアヤハブラ。


捕まえて外へ出そうと思ったのに、どこかへ隠れて翌日絶命しておりました。
合掌。



台風明けに、新たなミングリフィールドを発見!


まだちょっと小さいけど、たくさん付いてます。
明日また行ってみよう。


ミングリとアオサ入りの卵焼き食べたいなあ。



あ、タイトルと本文は関係ありません。
^じ^
  

Posted by DEI at 11:41Comments(0)シマ遺産

2022年07月20日

7年越し



うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。

畑に行くと、今年も大量の桃が成ってます。
で、少し色が付いてくると、大量のぶぅ(カナブン)が実に頭を突っ込んで食べてたり、鳥が突いて落としたり、なので、あまり真剣に収穫しないのです。
ところが、今年はカナブンが少ないのか、かなりいい色になっても木にたくさん実がついていて、おいしそうなのから採ってはその場で食べてます。


で、一雨すると一気に落ちちゃうんですよね。
それでも、木にはまだ実がたくさんついているけれど。


落ちた実も、傷んでいないのを拾っては食べたり、ジャムにしたり。
コッコちゃんたちのおやつにしたり。


クワガタさんの食料でもありました。



一通り食べたり拾ったりしてから、抜いた雑草を積み重ねてあるところの、少し肥えた土を集めていたら、ピンポン玉を少し細長くしたような泥団子がいくつも出てきました。
今回の本題はこちら。


何だろうと思ってひっくり返してみると、中に何か入ってます。


何かのサナギのようです。
見た感じ、蝉っぽいのですが、なんでしょう?


セミって、地上に出るまで7年かかると聞いたことがありますが、ようやくあと一歩というところで掘り出してしまって、申し訳ないコトをしてしまいました。
また、土の中に戻してみたけど、大丈夫かなあ。

^じ^;
  

Posted by DEI at 10:23Comments(0)シマ遺産

2022年06月18日

ハナクレ

まれまれ~。DEI事務局の【もちごめ】です。
コロナで低調なDEIですが、細々といろんなことをやってます。

昨日は、我らが宇宿貝塚の美化活動の一環として、ソテツの受粉作業=「ハナクレ」を実施しました。


ナガシも終盤で時折激しく降ってますが、ちょっと止んだり小降りになったスキに、貝塚公園をウロウロさまようDEIの会員。


ソテツの雄花発見。キンモクセイ的な、ちょっと酸味がかった匂いが一面に。


DEI期待の新人Yさん、雄花をポキッと収穫。


ベテランのK姉が雄花をほぐしてバケツに貯めます。


これを雌花の上に振りかけると、秋には赤い実がどっさり(のハズ)。


高い所は塩ビパイプに刺したヒシャクで。


この雌花はだいぶ開いてますね。


てな具合で1時間ほど、10本くらいの雌花にハナクレしたり、ソテツに絡みついたカズラを伐採したり。
その後はお茶を飲みながら、アレコレ話に花が咲いてゆらうのでした。
^じ^

  

2022年01月22日

ペコペコしつつ舌を出す

うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
年末にカミさんが買ってきた不二家のミルキー。


お菓子なんてめったに買わないのに珍しいと思ってよく見ると、ペコちゃんのTシャツに「咲む」の文字。


これ、「えむ」と読むんだそうです。
全日本ろうあ連盟70周年を記念して作られた映画のタイトルなんだそうで。
https://www.emu-movie.jp/#
ペコちゃんの一見何だか不穏な右手、じつは手話で「咲む」を表現してるようです。

で、箱の裏側をみると、ポコちゃんが手話で「デフリンピック」。


「デフリンピック」ってのは、パラリンピックほど有名じゃないけど、ろう者(耳の聞こえない人や聞こえずらい人や)のオリンピックであります。
https://www.jfd.or.jp/sc/deaflympics/games-about

不二家さん、なかなかやるじゃあないですか。

てな話題は本題じゃなくて、年末に読んでビックリした本。


奄美 日本を求め、ヤマトに抗う島-復帰後奄美の住民運動-
奄美群島がヤマト(国家)にどのように扱われてきたのか、そして、島の人たちがどのよに抵抗してきたのか、奄美の現代史を知りたい人におススメです。

小学校の統廃合問題で「同盟休校」したハナシは集落のオジイたちからよく聞いてたけど、六ケ所村の核燃料再処理工場の立地予定地が徳之島だったことは知らなかった。

短期的な経済効果に惑わされずに反対運動を闘ってくれた先人たちのおかげで、今の島の暮らしがあるんですね。
~じ~


  

Posted by DEI at 19:23Comments(0)イベントシマ遺産

2022年01月16日

カドマツ

うがみんしょーらん。DEI事務局の【もちごめ】です。
まるで何事もなかったかのように、門松の話題です。
何事もなかったので。
しかも、すでに門松は下げてナリモチを飾る頃になってるけど。

恒例のクリスマスジオラマ巡りは、今冬は実施せず。
コロナのせいもあるけれど、ガソリン代が高すぎてむやみに出歩かないことにしてるんで。
ホント、何かなら何まで貧しくなる日本、、、

その代わりってわけじゃあないけど、通りがかりの門松をぱしゃぱしゃ撮ってみました。
最近、島風の門松より内地風の門松を立てるところも増えてきた感じですが、門松なのに竹が出しゃばりすぎる内地風よりは、より本来の形式に近い(んじゃないかと想像してる)島の門松の方が趣があると思います。

これですよ、門口に浜の白砂を盛って、そこに松・竹・ゆずり葉を刺しておしまい。
シンプルです。竹も先端部分でさらさらと。


場所によっては砂というより、サンゴの砂利を敷くところも。


手花部のたこ焼き屋さんの入口両脇には小さな内地風が。
商売関係のところは内地風が多いですね。
紅白でメデタサ倍増。


コサンダケでしょうか。これはこれで、可愛くていいですね。


コンクリートで木を刺せないこちらでは、鉄のポールに結び付けてありました。


こちらもコンクリート上の鉄柱に結び付けてありますが、下には砂がちゃんと敷かれています。


こちらは、塩ビの配管を切ってその中に土を入れて松・竹などを刺してありました。
塩ビ管の下部にはやはり白砂を盛っています。


最近多いのは植木鉢形式。やはり白砂は欠かせません。


分かりにくいですが、コンクリートブロックを半分に切って、その穴の中に刺しみたり。


こちらは半分に切ったコンクリート+白砂バージョン。


浜によく流れつくプラスティックのオイル缶も便利ですね。


こちら、一見内地風なんですけど、中央の三本は竹じゃなくて、アレカヤシの幹です。


ビールケースに松・アレカヤシ・ゆずり葉・ソテツ葉などを刺してケース廻りはムシロで包んであります。
内地風ですが、とっても島っぽいのでココは毎年見て楽しい。


こちら、一見島風植木鉢バージョンですが、松の背後に大きくアレカヤシの葉が広がってゴージャス。


お墓にも門松。


と、年末年始に通りがかったところの門松見物でした。

ちなみに、役所や学校は豪勢な内地門松を飾っているところがほとんどでしたね。
そんなもん、写真に撮ってきませんよ。
いえいえ、特に理由はありません。
(無いわけねーだろ!というツッコミには反論しません。)

というわけで、島の門松特集でした。
ところで、またたくさん軽石流れてくるのかなあ。
そんなことより、南洋の人たちは大丈夫なのかなあ。
=じ=
  

Posted by DEI at 19:16Comments(0)シマ遺産